【ブログ】2020年度 夏の特プロ② 〜解析〜

こんにちは、
MET LABの小野です!
先日のブログに引き続き、夏の特プロとして実施した観測データの分析についてご説明します。
まだ第1弾の観測編を読んでいない方は、ぜひ先にご覧ください…!
▼①観測編
https://met-lab.sfc.keio.ac.jp/872

気象学研究会ではプログラミング言語の1つであるPythonを用いて、気象データの解析や研究を行っています。
今回は、Python導入~基礎レベルのグループ発展レベルのグループに分けて、『観測データを解析する』という課題に取り組みました。

まずPythonで気象観測データを読み込んでみます。
エラーが出てしまうこともありますが、手厚いサポートで理解を深めていきます。
予定よりも早く進めることができ、初めてのゼミ生でもグラフを重ねて描画するなど、発展した内容まで扱うことができました。
発展レベルでは、まず自分の力で描画。気象研究で用いる等値線をPythonで描画する方法を学びました。

解析実習では研究会SAの藤野さん・伊藤さんにコードの書き方などを解説していただきました。初めてのゼミ生向けに、Google Colaboratoryで解説を進めていきました。
(前回の特プロ@種子島で、Pythonのインストール・環境構築に相当な時間がかかってしまったことから…)

*Google Colaboratoryとは.
Googleが機械学習の教育、研究を目的として開発したツール。
Pythonの環境構築をせずに、ブラウザからPythonを記述し実行できる。

宮本先生や普段研究でPythonを使っている皆さんのサポートもあり、オンラインながら充実した解析実習となり、「初めてながら楽しめた」という感想が多く伺えました。
機械学習は奥深い世界ですが、今後の研究手法の一つとして活用してもらえれば幸いです。

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