【ブログ】2019年度 秋学期初ゼミ

2019年度秋学期のMETLABゼミがスタートしました

今週はMETLABゼミの勝又が担当させて頂きます!

夏休みが明け、遂に秋学期が始まりましたね!
それと同時に私たちMETLABゼミの活動も再始動しました。

そこで、今回は9/24(火)の4・5限に行われた秋学期、初ゼミの様子をお伝えしたいと思います!

2019年秋学期、初ゼミということで宮本先生によるガイダンスや話し合いがメインで行われました。
具体的な内容としては、
・係決め、輪読の担当決め
・特プロの反省会
・今期の研究会について(宮本先生から)
・ORFについて
・研究グループごとの話し合い
が行われました。

初ゼミの様子。

METLABゼミの活動をより良くするために宮本先生を中心として、学生たちが意見を出し合い改善点などを話し合いました!

今期から取り組む活動もあるので、ゼミ生一同新たに頑張っていきたいですね!

さて、先程ご紹介した活動内容の一つに「ORFについて」というものがありましたが、秋学期の一大イベントといえば…
慶應義塾大学SFC OPEN RESEARCH FORUM 2019、略して「ORF」です!

当日の展示場所や準備期間について
担当の学生から全員に説明がありました。

ORFは2019/11/22(金)〜23(土)に東京ミッドタウン(六本木)で行われます。
このORFに私たちMETLABゼミも参加します!
そのため当日に向け、準備などが始まります。遂に本格始動ですね!

最後は研究分野に分かれてグループごとで話し合いを行い、初ゼミを終えました!

METLABゼミでは似たような研究分野でグループを組み
そのグループで研究を行なっています!

ということで今回は初ゼミの様子をお伝えしてみました!
来週から本格的に活動が始まります。次の投稿は具体的な活動の様子をご紹介できるかと思います。

乞うご期待です!

ゼミ後のSFC内から見た空模様。
夏が終わり、秋がやってきますね。

【ブログ】2019年度 特プロin宮古島

特プロ第二弾を宮古島で行いました

METLABゼミの拓です。横国大の投稿から約3週間ぶりですね!
もうすぐ夏休みが終わろうとしていますが、皆さんの夏休みはどうでしたか?
私はこの夏にダイビングライセンスを取得しました!!いつか宮本先生と潜りたいですね…

さて、今回のブログは宮古島での9/15~9/17の2泊3日で行なった特プロについてお伝えします!
私達が宮古島まで観測へ行った理由として、離島の気象を観測する為でした。
太陽の日射による陸地と海面の熱容量の違いによって夕立のメカニズムを観測データから分析する為の最適な観測場所が宮古島でした。

1日目は宮古島までの移動と観測場所の下見をして、
2日目は本格的に観測を始めました。
それぞれの海岸を観測場所に指定し、
1.砂山ビーチ
2.東平安名崎
3.与那覇前浜ビーチ
4.サンセットビーチ付近
の4つの場所を5チームに分けて観測しました。

与那覇前浜ビーチ。
砂浜が白く、透明度のある海水は宮古島ならではですね

日の出の早朝の06:30から10分毎に
1.気温
2.湿度
3.風速(最速、1分間の平均)
4.風向
の4つの項目を、日没の18:30頃まで記録し続けました。
なかなか体力のいる観測でしたが、それぞれのチームで協力しあいながら最後まで観測ができました!

実際の使用した観測器。
通常の研究会の空観察の時にも使用します。
観測の様子。
上記に記したもの以外にも、雲頂高度を調べる観測器も使用しました。
後日、各チームで記録したデータをまとめて分析します。

そして、最終日の3日目は宮古島地方気象台の見学に行きました。
気象台の外には観測機が配置されている「露場」があります。
露場の中には、
雨を感知する「感雨計」
雨の強さを測る「雨量計」
温度、湿度を測る「気温湿度計」
視程を測る「視程計」
が設置されています。

露場についての説明を受けている様子


また、露場の隣には高い建物の「測風塔」が建っており、その上には
風速、風向を測る「風車型風向風速計」
日射量を測る「日射計」
日照時間を測る「日照計」
気圧を測る「気圧計」
が設置されています。
気象台の方々は毎日3時間毎に機器を使用して計測をし、さらに目視で雲量や雲の種類、視程を観測しています。

白い建物が側風塔。
その屋上にある2つの風車型風向風速計は、
どちらかが台風などの強風で故障しても、
すぐに片方の風速計がデータをとってくれるために2台設置しています。

そして、気象台の中に入ると、露場にあった観測器の観測値を表示する画面が多く、さらに紙での天気図が壁一面に貼られていました。
観測、予報業務以外にも、各機関と気象についての連絡を取り合うことも気象台の役割であることがわかりました。

気象台の中で、ラジオゾンデについての説明を受けている写真。
他にも地震計、三杯型風速計など、
近くで見ることがなかなか無いレアな観測器を見ることができました。

こうしてあっという間に、気象台の見学が終わりました。気象台の皆さんは私達に対して親切に接してくださり、宮古島の方々の温かさを感じることができました。
宮古島地方気象台の皆さん、ありがとうございました!

宮古島地方気象台の皆さんとともに。
親切に説明していただき、ありがとうございました!

気象台の見学が終わると同時に、宮古島での特プロも無事終える事ができました。
新規生が初めて参加する中での特プロでしたが、みんな仲良くなって終わることができて本当によかったと思っています。
これは特プロ係が、今回の特プロを最高のものにしようと頑張った結果だと思います。特プロ係の皆さんありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

特プロが終わり、宮古島気分を味わいましたが、いよいよ、来週から秋学期が始まります…!!
次回のブログは、2019年秋学期ゼミの初回をお見せできるかと思います!!!

それではまた来週〜


【ブログ】2019年度 特プロin横国

特プロ第一弾を横国大で行いました

どうも!METLABゼミの拓です。
8/26に横国大の筆保先生の気象学研究会と横慶戦(おうけいせん)を開催しました!

横慶戦は3回目のようで、今回はパイバルの計測の時間の長さで競いました!


パイバルとは、「パイロットバルーン」の略で、ヘリウムが入った風船を空に向けて放ち、その風船の高度角と方位角を計測する事で大気中の
1.風向
2.風速
3.トラックチャート(真上から見た軌跡)
が分かります!

この大きい風船がパイロットバルーンです

このパイバルを計測するときに必要になる機械がセオドライトというものです。
パイバルを覗き込んでなるべくセオドライトのレンズの中心にいるようにしないと計測できないので、みんなで風船を見失わないようにしていました…
風船を見失ったら「ロスト」と言って、その時点で計測終了なのでみんな必死に風船を追ってました!

緑の機械がセオドライトです
このようにパイバルをレンズを介して追っています

そして、肝心の計測時間は…
慶応チームが10分で、横国チームより長く、勝利を収める事ができました!

計測されたデータはレシートとして保存されます(10分間計測したのですごい長かったです)
また、セオドライト自身もデータを保存してくれます

このように、横国大での特プロ第一弾は無事に楽しく終えることができました。
横国大の皆さん、筆保先生、ありがとうございました!!!!

次回の特プロ第二弾は、沖縄の宮古島での気象観測です!
次の投稿は宮古島での観測をしているところをお見せできるかと思います!
お楽しみに〜

横国大の皆さんありがとうございました!